04 復刻版 道北日報紙昭和31年7月11日 【3丁目の巻】 発展への意欲
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  オーソドックス的に云えば大通りの商店街はこの町内から7丁目までがさしずめ銀座八丁?≠ニいうところか。
 3丁目を境として北と南と活況がグント違うように感ずるのはこの町内のひとびとの努力と熱意を無にして考えることは出来得ない。
 東は中学校、西は線路に遮られた200戸足らずの町内の人々は結束も固い。
 市議選に志村藤平氏を担ぎ出したのもそのひとつの現れである。華やかならずとも堅実と発展の意欲を燃やす若い世代の店主が大通りで目立つのも将来が待たれる。
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  町内には創業40年カネサダで知られる高田金物店、造花店で3代続く中村さん、安民氏亡きあと市政に活躍する志村藤平氏の印刷所等老舗が多い反面、最近ますます市内の業界に敏腕を振るう木材業の橋本広吉氏、建設業の奥山組、立野塗装、出合菓子問屋さんなど町内を嘱するに足る新進気鋭のマークしてよい住人だ。
 婦人会のパイロット鎌倉さん。名頭梁と唱われる近藤階三氏も異色ながら自慢のタネ……。
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  いま3丁目に総2階建の店舗を新築中の大通り町内会長・池戸米吉氏は「ともすれば南に伸びて行く商工街の構成を1、2丁目に導く足がかりとしても町内が協力して具体策を練り出したい。また多年の悲願である中学校道路の線路西への貫通もぜひ実現して、市内の目貫横道路にしたい」と語った。