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【今日のトップ】 5月15日(木曜)付

●「絵本の里のイメージに合致」と

 剣淵町は07年3月に廃止した剣淵町びばからすスキー場を、アルパカによる観光牧場を計画している東川町の泣Aグリテック(井下佳和代表)に売却することを決めた。「牧歌的な雰囲気が絵本の里づくりにもふさわしい」として、今後の交流人口の増加に期待を寄せている。今後は町内外の有志で観光牧場開設に向けた準備組織を立ち上げたいとしている。

 剣淵町東町のびばからすスキー場は80年のオープンから長年町民に親しまれていたが、スキー人口の減少などから利用者が年々減少し、維持管理費の負担増などから昨年3月で廃止した。
 剣淵町はスキー場廃止に伴い、跡地の町有地約13.7ヘクタール、リフトやロッジの利活用について町民からアイデアを募集していた。

 しかし町が管理運営して事業を行う場合、財政状況や運営経費など、将来の財政負担となることが予想されることから売却を決め、昨年12月に公募を行った。

 東川町の泣Aグリテックは、都市と農村をつなぐグリーンツーリズムを推進している企画会社で、剣淵町でも昨年からはじまった修学旅行生の農業体験のサポートを行うなどもしている。
 またアグリテックは昨年から町内屯田町の高橋誠さんと協力して、道内初となるアルパカの試験飼育を行っている。
 アルパカはアンデス山脈などが原産のラクダ科の家畜動物の一種。

 アグリテックが提案したアルパカ牧場構想は、おとなしく牧歌的なイメージが絵本の里にも似合うことや、高級素材でもあるアルパカの毛を活用した地域の活性化、剣淵町の玄関口として多くの観光客などを見込めるなどととしている。

 町も絵本の里づくりのイメージに合うことや、将来の交流人口増加に期待を寄せ、売却を決めた。町はアグリテックと今月中にも売買契約を結びたいとしている。

 牧場の開設時期や規模などは未定となっているが、今後町内外の有志らで牧場開設に向けた準備組織を立ち上げたいとしている。 
 国内では唯一、栃木県の那須アルパカ牧場が400頭あまりを飼育をしており、牧場開設の際は数十頭のアルパカを借り受ける案もある。

 昨年剣淵町にやってきた2頭のアルパカも元気に育っており、6月には初めての繁殖、7月には毛刈りを行いたいとしている。
 今後、アルパカがこの地域の人気者となっていくことに期待がもてそう。

 

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