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目次

日程

はじめに

フライブルグ

オッテンヘーフェン

ミュンヘン

ウィーン

エトセトラ

むすびに


「エコポリス」の希求

リサイクル社会の新たな挑戦

日本で容器包装リサイクル法が施行(1997年)される前年の1996年、私達3名はそれぞれリサイクルの先進地であるこのフライブルク市を訪問している。その時「焼却する方法は取らない」という説明を受けた。分別処理もまだ進んでなく、焼却・埋め立てが主であった北海道(日本)としては、リサイクルに力を入れなければならないと決意して帰国した。その後のドイツのリサイクル、特にEU加盟後のリサイクル政策はどのように変化してきたのかを調査するため訪問した。

ドイツも日本もゴミを、家庭に持ち込まない、出さない、リサイクルする、処理する、であるがやはりいかにリサイクル率を上げるかが一番である。

 家庭から出るごみの約40%は生ゴミで、1977年まではフライブルク市のゴミ処理場にそのまま捨てられていた。生ゴミのような有機ゴミは中央処理施設に送られ、コンポスト(堆肥)を作ったり或いは有機ガスを発生させるなど、有効再利用が進められている。この生ゴミの分別収集と再利用は、1977年に市内の4つの地域で試験的に始められ、現在では多くの地域で実施されている。ビオトンネ(バイオゴミ回収バケツ)の導入・利用にあたっては市民に新たなコスト面での負担はない。ビオトンネの容積は一定の敷地内、又は建物内の居住者数によって決められ、10人以下は60リットル、20人までは140リットル、20人以上は240リットルで、収集は毎週一回となっている。

<8年前には無かった大きな古着用の収集ボックス>
 過日、日本でもカラスよけに効果があると言われる半透明の黄色いゴミ袋(袋の中が人には見えるがカラスには見えない)が開発されたと報道されたが、ドイツでは、カン・ビン・ペットボトル用の分別収集ゴミ袋として黄色い袋が利用されていた。残念ながら、私達にその認識がなく、なぜその色のゴミ袋なのか質問してこなかったが・・・。

家電やおむつ等のリサイクルは難しく、まだ埋め立てているが、埋め立て場所が不足してきているため、量を少なくしてから焼却処理をし始めているということです。やはりドイツでも焼却、埋め立ての方法は取らなければならないのだろう。

EU統合になっても他国から入ってくるものには、ドイツと同様にデュアルシステム(廃棄料が事前に値段に上乗せするシステム)が加味されているので、特に心配はないというが、不正にリサイクルマークを表示する例があり、抜き打ち検査をしているとのことです。

「フライブルク市」 「多様なエネルギー政策」 「リサイクル社会の新たな挑戦」 「延び続ける路面電車」


 佐々木隆博