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森の恵み・川の恵み

森の恵み・川の恵み

 世界の共通語は英語だが、ヨーロッパ圏で一番使われているのはドイツ語なんだそうだ。
<へぇー>(ドイツ語文化圏は34ヶ国、公用準公用語は8ヶ国・地域)

 ドイツで環境や農業を語るときに、忘れてはならないのがフランス国境に連なる「黒い森」だ。三つの山脈に囲まれたこの地域の偏西風を和らげ、ライン川の流れと共に豊かな大地を作ってきた。前述したが1980年代にこの森が危機に遭ったことがその後の、三国によるレギオや農村政策の転換に繋がっていると思われるからだ。

<被害の後も残る黒い森↑と豊かな農村地帯↑丁度小麦の収穫時期>

 ドイツにはライン川とドナウ川があるが、ラインは北へ流れてバルト海へ、ドナウはオーストリアから東欧を通って黒海へ流れて豊かな恵みをもたらしている。
<オーストリア:↓ライン川沿いのブドウ畑、岸辺はサイクルロードになっていた>
<「寅さん」の舞台にもなった、クレムス島で出会った結婚式↑>

子どもは未来からの預かりもの

 ウィーンでは「少子化対策」に思い切った取り組みをしていることに驚かされた。私達が帰路に着く朝、わざわざ見送りに来てくれた通訳の長倉さん、2歳の娘さんに「お父ちゃんはマイちゃんにお小遣いを貰ってんだもネ」...と。いくらですかと聞いたら月8万円が父親である彼の口座に振り込まれているとのこと(2歳4か月まで?)、機会があればこの少子化対策をじっくり調査しなければ...。

<長倉氏と愛娘アイちゃん→>

 「世界人口白書」では、現在64億の人口が2050年には89億人になると予測している。一方では死亡率と出生率の低下の対策を、もう一方では労働人口の低下を危惧するという現象が起きている。どちらも「少子化対策」だ。



タバコが喫える

アウトバーンは無料、というのは日本人の勘違い(?)。ドイツもオーストリアもアウトバーンは整備されている、勿論料金所はないが車種や用途によって年払い制となっていて、私達のバンタイプは年約3万円とのこと。ステッカーを貼っていなかったらひどく罰金を取られるとのこと。

 地下鉄、電車は1時間単位のチケットを買う。改札機は時間の刻印だけのもの。極端に言えばチケット無しでもアウトバーン同様乗れるが、検札官(?)にみつかったらオオゴト。

<移動は殆どボンゴ車↑>
 
 8年前に比べて驚かされたのは、喫煙の規制がかなり緩やかになったことだ、価格は高くて一個6ユーロ (¥800)もする。勿論喫煙の場所は限られているが、愛煙家の私としてはあまり不自由を感じなくて済んだ。これもEU統合の効果(?)なのかも知れない。
<ふえたタバコの自販機↑>

<何処でも見かけるカフェテラス↑> <ウィーン:王宮の通路(トンネル)を利用したレストラン↑>


 佐々木隆博