'87年、突然の道議選出馬で、それまでの生活がまったく一変してしまった。 君たちはまだ、中2、小6、小6の少年、中学入学、高校受験という多感なとき、君たちの戸惑いも多かったと思う。 父は不在がちの議員、母は70代半ばの祖父母と共に、家を守っています。今君たちは、大学、大学院生、青年として夫れ夫れの道を歩みはじめています。年一度の家族でのキャンプや、祖父母も交えての農作業も殆ど難しくなり、対話の時間が減ってしまったことは、父にとっても残念です。
しかし、父にとって政治の原点は「家族」です。それが社会構成の原点だからです。君たちの父親であることの誇りを、地域や政治の場で“父親の視点”で取り組んでいきたいと考えています。 20世紀の後半それは、戦後のすさまじい経済成長の時代。それはまた、効率第一主義や均質社会といった弊害もつくりだしてきた、価格破壊や円高など生産面でシステムの見直しを求められ、過疎過密や環境破壊に対する新たなシステム、雇用やいろいろな制度に国際的な感覚が求められる時代になっています。これらの主体的な役割を果たしてきた「団塊の世代」としては、君たちが担っていく21世紀、祖父母たちが経験することができるかもしれない21世紀に、責任ある橋わたしをしていかねばならないと思っています。 21世紀それは「家族」「健康」「環境」といった、人々の生活が大切にされる時代だと思います。息子たちよ、「多様的」で「個性的」に生きてほしい、「誰かの為に」「何かの為に」生きるものをもってほしい、父も同じ気持ちで、地域づくり社会づくりに、いくばくかでも役にたっていきたいと思っているから……。