21世紀の始まりです。新しい年の決意と、新しい世紀の希望に満ちた幕開けを迎えられていることと存じます。 【20世紀という時代】 21世紀を迎えるにあたって、私たちは20世紀という時代を振り返らなければならないのではないでしょうか。私は、20世紀は「繁栄」と「向上」の世紀だったと思います。世界中の人々が繁栄と向上を追い求め、一定の経済の繁栄と生活の向上は達成しました。しかし、繁栄と向上を求め過ぎたあまり、戦争という歴史もつくってしまい、人口や富の偏在もつくってしまいました。
【21世紀は】 迎えた21世紀は「地方」と「人」が大切にされる世紀にしたいものです。地域の人々が支え合い、地方が大切にされる「安心」の社会でなければなりません。農村も商店街も、単なる生産現場ではありません。地域として、集落として支え合ってきた、重要なコミュニティーでもあったはずです。 また繁栄と向上のために、開発と自然が対立したり、企業と家庭が対立する時代は終わりました。繁栄と向上の名の下に、環境が粗末にされ、命が粗末にされてはなりません。21世紀は、人や命が大切にされる「共生」の時代です。 【セィフティーネットの時代】 新しい世紀は、食料・環境・エネルギーのセィフティーネットの社会と云われています。クリーンな食料・クリーンなエネルギー、安心な保障・安心な地域を目指した施策が必要です。これを実現するのは北海道、特に北北海道が、最も相応しいところです。新しい時代を創るには、それなりの痛みを伴います。時代のニーズの把握と、チャレンジする人々への手助けもこれからの行政の大きな役目です。 【ありがたき 仕合せ】 おかげさまで私は、数多くの人々のご協力と、その多くの出会いに支えられ、14年目の新年を迎えさせていただきました。「仕合せ」は「幸せ」の語源で、出会いという意味です。今年も今世紀も、たくさんの出会いを探して、走り続けたいと決意しています。 本年もよりよい年でありますように。