【転換の「時」】
こうした転換期は、大きな痛みを伴います。しかし“時”を逆戻しする事はできません。行政も財政も経済も金融も、硬直化や閉鎖性、非効率政が今厳しく問われています。それは住民(市民)と、組織の間に、考え方(求めるモノ)に乖離ができたためではないかと思います。
モノの豊かさをひたすら追い求めてきた時代は、必要以上の競争(バブル)を生んでしまいました。もう少しゆっくりとした、しかも確実な成長を人々は求めはじめています。
【「時」を創る】
本年北海道の新しい長期計画がスタートします。基本は北海道の“特性”と“潜在力”の発掘、つまり国への依存から脱却した北海道らしさ(個性)を創っていこうというのが、これからの北海道のテーマだと考えました。
それは同時に私たちのライフスタイルのテーマでもあると思います。会社から地域へ、組織から個人への時代といわれていますが、私たちは自らの人生をどう描くのかを考える時代を迎えています。行政の改革、金融の改革は、個人の判断責任、自己責任も求められます。
【「時」を越えて】
“個性”と“自己責任”これが21世紀のキーワードと考えます。それは本来“時”を越えて大切にされなければならないものではないかと思います。
昨年は各地の中学校や農民連盟をはじめ、いろいろな団体が50周年、40周年など節目の時を迎えました。これは、戦後の制度改革や新しい生活を創ろうとした動きの歴史です。
半世紀の歴史を経て、大変革時代(ビックバン)を迎えるのは当然なのかもしれません。今こそ先人の知恵に学び、みんなで新しい時代を創っていかなければならないと考えます。
『鳥は羽根があるから 飛べるのではなく
飛びたいと思ったから 羽根が生えたのです』 (1998年 元旦)