あけましておめでとうございます。2005年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
《天変地異》
| 申年は異変が起きるといわれていますが、当に天変地異の年でした。春以来の天候は高温と適度の雨で順調に推移しましたが、8月下旬から9月上旬の相次ぐ台風の直撃で一変しました。特に9月8日の台風18号の被害は全道・全般に及び、農業の299億円を始めとして→ |
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→被害総額は602億円にも達しました、自然災害としては過去最高の被害です。又、新潟県中越地震は、山間であるが故に、道路が破壊されて陸の孤島になってしまう村や、自然ダムに水没する村など、十年前の阪神大震災の都市型地震とは違った、山間部の地震の怖さを見せつけられました。 |
| (「相田みつを」の書より) |
《安心・安全》
天変地異は、引き続くイラク戦争やロシア北オセチアのテロ、アメリカ大統領選後のネオコン(新保守派)の台頭など、私達は安心・安全について真剣に考えさせられます。BSEで食の安全を実感させられましたが、GM(遺伝子組み替え)も食の安全を脅かしています。私は、バイオ産業の育成を否定する者ではありません。バイオにはウィルスや酵素、生物交配やなど様々あり、特にGMは自然環境や次世代への影響などを充分に検証する必要があります、国際条約でも厳しい規制が提唱されています。許容法(日本)ではなく規制法(EU)にすべきであり、北海道から発信していかねばならないと考えます。
《時代の胎動》
公共事業のウェートの高い北海道にとっては関連する雇用も含めて、厳しい時が続いています。北海道の優位性・潜在力を見つめ直し再構築を図らなければなりません。時代のトレンドは「安心・健康・元気・個性」、テーマは「食・環境・地域・人」と考えます。北海道はもう一度、農林漁業の再構築と北海道らしい自然や農山村の活用で新しい活性を生み出すことができると考えます。
昨秋八年ぶりに海外視察の機会を得ました。ドイツでのマイスター制度(職匠制度)は、EU統合の中で規制緩和の方向にはあるものの、国家資格としてしっかりと継続されています。ドイツは巨大企業の少ない国ですが世界的にも有名な中小の手工業で成り立っています。それは小学校からのしっかりとした職業(観)教育の成果です。
T時代変化の胎動Tが続いていますが、新しい時代の誕生には陣痛の痛みを超えなければ産声を上げることはできません。酉年を「獲り・奪り年」にするため、一歩踏み出す勇気の年と決意します。